管理人の私が、資格&免許マニアとして人生で初めて取得した資格が、日商簿記3級でした。20代前半の頃です。

あ、原付バイクの免許は17歳で取得しましたが(笑)

簿記の資格といえば【日商簿記】が有名ですが、他に【全経簿記】【全商簿記】【日ビ簿記】という検定があります。

今回はそんな4種類の簿記検定資格の違いを比較したいと思います。

 

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日商簿記検定

【正式名称】
日本商工会議所及び各地商工会議所主催 簿記検定試験

【試験日】
6月・11月・2月の年3回
※1級は6月・11月の年2回のみ

【主な受験会場】
全国の商業高校や専門学校など

【1級】
大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得している。大企業の簿記。財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。

※1級合格者には、税理士試験の受験資格が与えられる。

試験科目 試験時間(休憩あり) 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上
ただし、1科目ごとの
得点は40%以上
7,710円(税込) 10%前後
会計学
工業簿記 90分
原価計算

【2級】
高校程度の商業簿記・工業簿記を習得している。中小企業の簿記。株式会社の経営管理に役立つ。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記
工業簿記
120分 70%以上 4,630円(税込) 25%前後

【3級】
基本的な商業簿記を習得している。小規模企業の簿記。経営関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 120分 70%以上 2,800円(税込) 40%前後

※1級・2級とも科目合格制度はない

【難易度】
合格率は各級とも試験回によってバラつきがあるのが特徴

一番メジャーで知名度のある【日商簿記検定】の3級は社会人にとって検定資格の登竜門的資格と言われています。

書店の簿記のコーナーには日商簿記の本がズラッと並んでいて、ほとんどの社会人でしたら日商簿記という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

小さな書店にも置いているくらいです。

1954年から【日本商工会議所及び各地商工会議所】が実施している歴史のある簿記検定試験で、通称【日商簿記】と言われています。

全国的に知名度の高い資格で、経理職のみならず一般事務職などへの就職や転職の際にも有利な資格で、募集要項などに「日商簿記資格保有者優遇」と記載されているケースもあります。

※履歴書には、「日商簿記検定試験○級」と省略して記載可能

コスメ
求人誌では「日商簿記2級以上優遇」をよく見かけます
大学生の方にとっては、日商簿記2級を取得していると大学の「簿記論」などの単位が取得できる場合もあります。
私は1回のみの出席で、期末テストはほぼ空欄で簿記論の単位が取得出来ました。

コスメ
私にとっては簿記論の講義より日商2級取得の方が楽に感じました

この日商簿記については以下の記事でも詳しく書いています。

 

全経簿記検定

【正式名称】
公益社団法人全国経理教育協会 簿記能力検定試験

【試験日】
5月・7月・11月・2月の年4回
※上級は7月・2月の年2回のみ
【受験会場】
主に全国の各専門学校

【上級】
大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算について高度な知識を有し、併せて複雑な実務処理能力を有する。
試験科目 試験時間(休憩あり) 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上
ただし、1科目ごとの
得点は40%以上
7,500円(税込) 20%前後
会計学
工業簿記 90分
原価計算

【1級】
商企業及び工企業における経営責任者として高校程度の商業簿記・工業簿記に関する知識を有し、かつ高度な実務処理ができる。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記
会計学
90分 70%以上 2,200円(税込) 40%前後
原価計算
工業簿記
90分 70%以上 2,200円(税込) 60%前後

【2級】
個人企業及び法人企業の経理担当者又は経理事務員として必要な商業簿記に関する知識を有し、かつ実務処理ができる。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上 1,700円(税込) 40%前後
工業簿記 90分 70%以上 1,700円(税込) 80%前後

※上級は科目合格制度はないが、1級・2級はあり

【難易度】
合格率は日商簿記に比べ各級とも試験回のバラつきが少ないのが特徴

日商簿記検定に比べてマイナーで、市販の参考書なども書店の日商簿記の本がズラッと並んでる端っこの片隅にチョコンとある程度です。

小さな書店では取り扱いがなく大規模な紀伊国屋や丸善などの書店でしか私は見かけたことがありません。

ほとんどの人が知らないレベルの知名度の試験で、【公益社団法人全国経理教育協会】が実施している簿記検定試験で、通称【全経簿記】と言われています。

※履歴書には、「全経簿記検定試験○級」と省略して記載可能

しかし、全国的にはマイナーなのですが、簿記の勉強を長年している人や税理士などを目指している人には人気というか日商の姉妹的位置づけとしている人もいます。

なぜなら、問題は日商より少々マニアックな論点も出ますがレベルが日商簿記より少々優しめだからです。

日商簿記取得の練習のために勉強する人もいます。

コスメ
私がまさにそうでした…

※全経簿記のレベルは日商簿記の級とワンランク変わります。
(例えば日商簿記3級のレベルは全経簿記2級、日商1級は全経上級と類似しています)

この全経簿記については以下の記事でも詳しく書いています。

 

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全商簿記検定

【正式名称】
公益財団法人全国商業高等学校協会主催 簿記能力検定試験
【試験日】
6月・1月の年2回
【受験会場】
主に全国の各商業高校

【1級】
株式会社の会計処理を中心に会計法規や企業の業績測定等に関する内容及び製造業で用いられる簿記で製品の製造に要した金額(原価)の計算手続きについて出題。
試験科目 試験時間(休憩あり) 合格基準 受験料 平均合格率
会計学 90分 70%以上 1,300円(税込) 40%前後
原価計算 90分 70%以上 1,300円(税込) 45%前後

【2級】
商品売買業を営む個人企業の発展的な会計処理と株式会社の基本的な会計処理について出題されます。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上 1,300円(税込) 50%前後

【3級】
商品売買業を営む個人企業の基礎・基本となる会計処理について出題されます。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上 1,300円(税込) 50%前後

※1級は科目合格制度あり

【難易度】
受験者が主に高校生ということもあり難易度は比較的優しめなのが特徴

日商や全経にくらべてさらにマイナーで、紀伊国屋や丸善などの大規模な書店でも参考書の取り扱いがないのではないかというレベルです。

奇跡的に某大都市の書店で見かけたときは手に取ってしまいました(笑)

そのくらい知名度の低い簿記検定で、元文部科学省所管の公益財団法人 全国商業高等学校協会】が実施している簿記検定試験で、通称【全商簿記】と言われています。

※履歴書には、「全商簿記検定試験○級」と省略して記載可能

私は資格マニアですので知ってはいましたが、おそらく一般的には広まってはいないかと思います。

しかし、全国商業高等学校協会というくらいなので、商業高校の生徒や出身者にとっては知名度のある資格ではないでしょうか。

ただ… 
この資格は商業高校を卒業するために必要な単位の一部と言ってもいいほどの資格のため、就職や転職のためには日商簿記をおすすめします。

※高校生の方でしたら、大学への推薦入試に商業簿記1級が推薦基準としている大学や、センター試験の受験科目に簿記を選択できるなど取得していると有利です

資格マニアの私でさえ取得への意欲はありませんでしたが、どうしても勉強したい方や私以上の資格マニアの方にはおすすめします!!

 

日ビ簿記検定

【正式名称】
一般財団法人日本ビジネス技能検定協会 簿記能力検定試験

【試験日】
6月・11月・3月の年3回
※1級は6月・11月の年2回のみ

【受験会場】
全国の資格の大原各校

【1級】
大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得している。大企業の簿記。財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。
試験科目 試験時間(休憩あり) 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記
会計学
90分 70%以上 2,000円(税込) 50%前後
工業簿記
原価計算
90分 70%以上 2,000円(税込) 60%前後
【2級】
高校程度の商業簿記・工業簿記を習得している。中小企業の簿記。株式会社の経営管理に役立つ。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上 1,500円(税込) 80%前後
工業簿記 90分 70%以上 1,500円(税込) 80%前後

【3級】
基本的な商業簿記を習得している。小規模企業の簿記。経営関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。
試験科目 試験時間 合格基準 受験料 平均合格率
商業簿記 90分 70%以上 1,500円(税込) 70%前後

※1級・2級ともに科目合格制度あり

【難易度】
合格率は全簿記試験の中で一番優しいのが特徴

資格マニアの私でさえ、日ビ簿記検定という言葉自体聞いたことがなく、最近知りました…

調べたら、当初は【全国産業人能力開発団体連合会】が実施していて通称【全能簿記】と言われていましたが、2010年4月から実施が【一般財団法人日本ビジネス技能検定協会】に代わり通称日ビ簿記と言われています。

※履歴書には、この【日ビ簿記】に限っては世の中に浸透していないので省略せずに「日本ビジネス技能検定協会 簿記能力検定試験○級」と記載がよいですが、浸透していないために面接官から「どういう試験ですか?」など質問される可能性もあることを考えると、やはり日商簿記が一番無難です。

受験地(試験会場)が資格の大原で有名な学校法人大原学園のみで試験開催されています。
※大原の学生以外でも受験は可能です

試験範囲が日商簿記と同じで難易度は日商より遥かに優しいため、肩慣らしの意味も込めて模試代わりにでも大原の学校が近くにあるようでしたらチェックしてみてはいかがでしょうか。

コスメ
受験料も日商簿記の約半額です

おわりに

いかがでしたでしょうか。

4種類の簿記検定試験を紹介しました。

この4種類の中では、圧倒的に【日商簿記】が知名度が高くて面接官にもアピールしやすく履歴書にも記載しやすいです。

私は日商簿記と全経簿記の試験しか経験していないため、当ブログでは全商簿記と日ビ簿記の体験記は書いていませんが、興味があったり試験を受ける環境にあったら受験を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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